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幸せな家庭のカタチを考えるブログ

子どもの長期入院と妻の体調不良で見つけた会社への信頼

いつも書評ブログっぽくなってますが、働き方や組織について考える機会がありましたので、最近の私の話にお付き合いください。

突然、いつものように働けなくなる

9月末くらいから

  • 妻の体調不良で娘を児童相談所に預ける
  • 1歳半の娘がカサバッハ・メリット症候群*1で1ヶ月以上入院(2回目)
  • 精神的にしんどくなり私がカウンセリングを受ける

※カサバッハ・メリット症候群はざっくり5名に1名くらいが亡くなる病気

という自分があまり体験したことのない壁にぶつかりました。というかまだ打開していないので現在進行形でのめりこんでいます。仕事なら課題が見つかってどうやって改善しよう、とか自分の影響範囲で解決できることが多かったのですが、もう全然自分の力不足でどうにもできませんでした。

ちなみにこの期間中に本を出したり*2、CDを出したり*3本当にすごいことになっていましたが、メンバーの皆様には多大なるご支援を頂きました。本当にお礼申し上げます。

そして週5日8時間勤務が難しくなった私は上司へ相談をしました。

会社の回答

私はIT人材育成の会社で営業をしております。10数名の営業組織で売上が3番目に高いです。結構インパクトでかいなって個人的に考えてました。

12月決算の弊社はちょうど私の次年度予算を含めた設計フェーズでした。そして私は新しい役割で活躍したいと伝えていましたがこの状況。休職・退職・待遇是正の不安がありました。はっきりいっていつまで働けるかわからない営業をフロントに置いておけませんよ。リスクしかありません。

そして私の直属上司、役員、取締役はこう言いました。

「家族が一番だから優先しなさい。あとのことは何とかするから頼りなさい。」

働き方と信頼

結果として、私は一部業務を他メンバーに拾ってもらいながらリモートワークを許諾してもらいました。

  • 顧客訪問に他の営業担当をアサイ
  • 子どもの病院から電話会議
  • 面会終了後21時頃から業務再開

ただ闇雲に働かせる訳でも、仕事を奪うでもなく、私が望むように働かせてくれました。私は仕事も好きだったので、家事・育児の間に行う仕事は自身にとってリフレッシュになりました。

特に嬉しかったのは役員のメールでした。

▽役員からのメール  f:id:hide336:20181124122722p:plain

メールを読んで普通に泣きそうになりました。ここまで言ってくれる会社で本当に良かったです。そしてここまで言ってもらえるほどパフォーマンスを出せていたことが嬉しかったです。

私は会社から信頼してもらえていて、私も会社を信頼することができたのです。

これから

こんな働き方になってもうすぐ3ヶ月目になります。今でも自身や家族の未来に不安がずっとあります。でもそれを和らげるのも解決するのも、信頼が本当に重要だなって思いました。

もしうちの会社に興味を持ってくださった方がいたらTwitter*4でDM下さい。

私が一番信頼している会社を紹介します。