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幸せな家庭のカタチを考えるブログ

【経過報告】ひとり親が倒れても小さい子を守る方法

2歳娘と暮らすシングルファザーです。毎朝保育園へ娘を送る日々の中でふと不安になりました。
「不慮の事故で朝私が目覚めなかった時に娘は助かるんだろうか?」

2歳の娘はまだ一人で誰かに助けを求められません。登園しないことを不審に思い、保育園から僕に電話があるかもしれませんし、登録した祖父母の連絡先へ電話があるかもしれません。ただその時には既に何時間何十時間も経ち、娘に万が一のことがあったら。妻から預かった娘の命に日々危険があるかもしれないことがただただ不安でした。

僕のような境遇も少数派かとも思いましたが、厚生労働省のデータではひとり親の28万世帯以上は0-2歳の子を持つ家庭のようです。
平成28年度 全国ひとり親世帯等調査の結果 |報道発表資料|厚生労働省

また介護等の流れから守られる方の危機を知らせるサービスはあれど、守る側の危機を知らせるサービスは残念ながら見つけられませんでした。(こんなサービスあったよ!等、ご存知の方がいればぜひ教えてくださいませ)

なので、サービス提供を試みようと思いました。


死んでも守るサービス

スマートウォッチが測定している心拍に異常が見られた場合、あらかじめ登録したメッセージを緊急連絡先に通知するサービスを開発しています。ざっくり言うと僕が死んだら近隣の方に通知を飛ばすのです。

7月からプロジェクトを立ち上げ、医師・看護師・エンジニアの方に知恵をお借りしながら、実現方法を定期的に協議しています。



メールだと埋もれるかもしれないので電話鳴らすとか、倒れた人のGPS情報を連携するとか、やりたいことはたくさんありますが、まずは最低限できることから取り組みます。

そして今は本業とは別に取り組んでいるので、完成する頃には私の娘はお隣に助けを呼べる年齢かもしれません。ただこの不安と戦う親御さんの力になりたいと強く望んでいます。


私のモチベーション

娘との2人暮らしで今まで以上に自分の時間が作れなくても、新しいことに挑戦する理由はすごくシンプルで「妻のような最期を選ぶ人を0にしたい」のです。

娘を幸せにすること以外の私を捧げ、引き続き子育て・マインドセットに関わる課題に取り組みます。