Talking Machine

機械みたいと揶揄される人間のブログ。ITとかビジネスとか音楽が好き

心の積み残しをキレイにする4つの方法

ずいぶん年末ですね。「良いお年を」の年って今年か来年か議論はもうお済みでしょうか?

やりたいことがたくさんできてることよりも、やれてないことが気になってモチベーションがふと下がる事ありませんか?楽しいことしてても、忙しくしてても「そういえばあれ終わってないな」とか「あの件どうなってたかな」とかついつい頭をよぎる積み残し。

そしてこの積み残しが増えるとドンドンもやもやします。どんなに楽しいことしても解決しません。

その内やりたいことも楽しくなくなってきて、完全に赤信号になります。何もしたくありません。見事に抑うつ状態です。

1つでも心当たりのある方、前に手を打つことが大事です。治療より予防。やられる前にやれ。過剰防衛スタイル

1.何が散らかってるのか知る

何がそんなに気になるのか、全て頭の外から出してしまいましょう。仕事もプライベートもカテゴリも粒度も気にしないで、とにかくやりましょう。いっぱいあるといいながら、大体200個もなかったりします。

いわゆるブレインストーミングなので、このプロセスで「これは違うんじゃないか」とか「あまり完璧じゃないな」と拘らない方が進みます。なんなら全部他責にして洗い出してしまっても良いです。

できれば2時間くらい割込みが入らない場所でした方がいいです。早起きした自分の部屋とか、休日お気に入りのカフェとか。隣の目線が気にならない程度に広いところがオススメです。スマホも緊急連絡以外使えないようにするとより良いですね。

私は大きめの紙ノートかGoogle spread sheet使います。掘り下げたり後で整理するには表形式が便利ですが、絵や図をかいて自由に考えたい時は紙が好きです。

2.散らかったものを整理する

ただの作業になっているものもあれば、自分の価値観や習慣に関わるものも出てくると思います。できるだけ気づき・次のアクションに繋がるように掘り下げます。

私の場合、基本なぜなぜ分析で掘り下げます。ただ自分のミスや反省を振り返る時にあまり自責でなぜなぜ言ってると病むので、「どうしたらもっと楽しくなるかな?」と未来目線やポジティブに捉えるのもいいと思います。

3.価値観や習慣を見直す

新しい気づきは自分の価値観や習慣を見直すきっかけになります。こういうことでイライラしてるってことは、ああ自分は知らない間にこういう事を大切にしてたんだな、とか。こういう行動がもっとできるようにAをする前にBをするようにしよう、とか。

自分の周りのできごとの核心に迫る感じがして楽しめます。犯人も探偵も私なんですけどね。

4. 散らかってるものをしまう

部屋の片付けと同じで、必要なものは決めた場所にしまい、必要ないものは捨てるかあげる。これです。私の場合は、大体5つのカテゴリに落ち着きます。

①やらない

この決断、真面目な人ほど中々選べません。ただ時間かけてやるといい事が減っちゃうこともあります。それに貯め込んでやらないくらいだったら、やらないと先に決めた方が精神衛生上良いです。1年以上やってないことがあったら腹をくくってやるか、しれっと諦めちゃいましょう。

私の場合、キャリアコンサルタント資格取得が入ってましたがやめました。いつかやるに3ヶ月くらい置いて、色々な人と話した結果、違う道がいいなと判断しました。人との会話で自分を見直す機会があると、結構ポジティブに捨てられたりします。

②すぐやる

5分で終わるものはすぐやります。面倒と考える間も与えず、すぐやります。5分で終わるし。ただすぐやるが多すぎて、いつまでも次に進めない場合も問題なので、時間を区切ったり、優先順位つけたりしましょう。ただ基本はすぐやる。

③予定する

いつやるか決めます。決めてしまえばその時まで考えなくて済みます。本当にそれは今やらないとマズいですか?という思考の元、予定を決めて、今を集中しましょう。私の場合、後で思い出さなきゃいけない仕事は予定登録してます。(それでも忘れてごめんなさい)

④いつかやる

将来の楽しみに取っておきましょう。先延ばししても本当に後でやるのか?と心配になる人は「予定」して3ヶ月後に設定してもいいと思います。人間2週間くらいでモチベーション変わりますから、やりたいなって思ったらここから取り出してもいいですし。

ちなみに私のいつかやるにはMBA取得とプログラミングがずっと入ってます。まだその時ではない。

⑤やってもらう

この決断も真面目な人ほど(中略)ただ自分がボトルネックになって進まないくらいだったら、他の人に任せてしまう方が良いです。ただお願いしたからにはどんな成果になっても「自分がお願いしたしな」って考えた方が楽です。

それに他の人にお願いするのも自分が想像もしていない良い事があったります。その人の新しい興味の扉を開くこともあれば、お礼にかこつけて一緒にお昼食べたりしてもっと仲良くなったり。私はここが一番苦手なので日々勉強中です。

5. ふりかえる

ここまでの4つのプロセスで片付け自体はおしまいです。でも一回やって満足して気づいたらまためちゃめちゃ汚れてる、というのが私の経験です。定期的なふりかえりでキレイにしておくのが重要です。遅くとも週次でできれば、辛い気持ちにはならないと思います。

まとめ

最後ちゃっかり5つに増えましたが、自分のモヤモヤを片付ける私のお掃除法をお伝えしました。このお掃除方法も完璧ではなくて、大体読んだビジネス書からいいところどりをしているつもりです。

もし試してみる場合は、完璧を目指さず気楽に取り組んでください。特に転職・出産・育児等のライフイベントは本当に計画が崩れまくります。私も1週間前に投稿する予定のブログが大晦日になってしまいました。

備忘録がてら書きましたが、年末爽やかな気持ちで新年を迎えられる人が増えたら幸いです。良いお年を。

Hideのセイチョウジャーニー

この記事は#セイチョウ・ジャーニー Advent Calendar 2日目の記事です。 adventar.org 2018年のHideのセイチョウジャーニーにお付き合いください。


ちなみにセイチョウジャーニーを書いたサークルGrowthfactionは「仕事もプライベートも成長したら楽しいよね」というコンセプト。なのでバレない程度に公私共々振り返りました。


ドジョウから始まった

最初のきっかけは id:fushiroyama さんのドジョウを頂いたことが始まりでした

hide336.hatenablog.com

アメリカでエンジニアを目指すお父さんというロールモデルに憧れを抱き、自分も何かしなきゃなと感じ、ドジョウを受取りに行ったことを今でも覚えています。ちなみにドジョウと一緒に頂いたメダカは2世が生まれました。かわいいです。


会社でのセイチョウ

充実と激務は紙一重でした。個人予算は積み増され、新しいPJTに参画して、海外出張でITベンダーCTOに英語プレゼンして海外案件受注に繋がったり、今をきらめくスタートアップ企業との資本業務提携のきっかけ作れたり、死ぬほど充実してました。むしろ死んでました。年間予算は達成しました。営業してました


リファラル採用で1名ジョイン頂けたり、私自身がお客様やパートナー企業様から「Hideさんに入社してほしいなあ」と言って頂けたことは自分の仕事が信頼につながっていることを感じました。素直に嬉しかったです。 


また家庭のトラブルもありつつ、9月から全然出社できなくなりました。

hide336.hatenablog.com

今はなんとか今年を良い気持ちで終えられそうな程度に落ち着きました。もうすごい激動(現在進行形)でしたが、自身の糧になりました。

私にとってのセイチョウジャーニー

充実して没頭する。人に伝えるために言葉を磨く。迷いながらまず踏み出す。尻込みしないようにハードルを下げる。スゴクナイ自分を認めて向き合う。全てが私のセイチョウに大切な要素でした。


Growthfactionメンバーと出会い、セイチョウジャーニー*1が出せたこと。たくさんの方に成長の楽しさをお伝えできたこと。本当に貴重な経験となりました。


イチョウジャーニーに書いてあるエッセンスを実行し、ちょうど30歳という節目を迎えました。胸を張っていられたのは、同僚・上司・お客様・パートナー様・友人・家族だけでなく、セイチョウジャーニーを出せるメンバーに出会えたこと、読んでくれた皆さんのフィードバックのおかげです。


あなたにもセイチョウジャーニー

という訳で私の個人的ハイライトにお付き合い頂き、ありがとうございました。


今年も残すところあと29日となりました。これを読んでくださっている皆さんの1年はいかがでしたでしょうか。私がお伝えできるのは、誰もがこの1年間何かセイチョウしていて、胸を張れることが間違いなくあるということです。


「今年はどんなセイチョウしたかな?」

「そういえばあの時....」


皆さんの素敵なセイチョウジャーニーを心から応援しております!




【参加レポート】 ITベンチャーが語るエンジニアリング組織論とは

lob.connpass.com

すごく示唆に溢れる楽しい勉強会でした。LOB様*1、BizteX様*2主催頂き、ありがとうございました!

トークセッションの個人的ハイライトをお伝えいたします。


リファラル採用・課外活動はエンジニアにとって事業貢献?

人事部が採用活動する時に現場部門をどれくらい巻き込んでいいのか悩むよね、というテーマから。 結論、事業貢献です。というより事業貢献であるべき、というのが回答でした。

言い換えると、事業活動を再定義する話かと思いました。日常のタスクをこなすことに慣れるとどうしても既存事業の枠組みを拡げづらくなるなって。

ちなみにLOBさんではリファラル戦争をやって、負けた事業部長が罰ゲームしてるらしいです。こういう空気、とっても楽しそうですよね。

エンジニア職とマネージャー職どちらが大事?

マネージャになる事に抵抗があるエンジニアの方もいらっしゃいますよね。またマネージャになった時にエンジニアとの距離感に悩まれたり、メンバーの成長支援をすることの難しさを感じる場面があると思います。


ロールプレイってとても素敵な表現ですよね。エンジニアとマネージャーに上下はないし、どちらもパーティーに必要というメッセージを感じます。

またゲストの古川さんはエンジニアとグループマネージャーの2足の草鞋を履いているそうです。自分が実践できる事を証明して社内の新しいロールモデルになりたい、と。

そういえばEM.FM*3でも関連する話を広木さんがされてましたよね。『エンジニアは技術的なスペシャリストがすごいと思われがちだけど、色んな分野へ広く浅く精通している人もすごく価値がある』みたいな

評価と目標設計はどう設計するべき?

OKRがいいのかMBOがいいのかという議論ではありませんでした。

まず目標と評価は別、という前提をおいてから。

評価は経営者がわざわざ作るもの。給与のバランスなんて別に取れていいし、えこひいきしてても経営者は困らない。ではなぜ作るかというと、会社が目指す方向性を明確にして成長してほしい方向性の説明コストを下げるため。これはとっても腹落ちでした。

また目標と評価を紐づけすぎない方がいい、という話。これも印象的でした。

一番大事なのは

上記以外にもたくさん楽しいお話が出てきましたが、皆さんのお話で共通していたことは事業・メンバーのフェーズに合わせて、常に選択をしているという事でした。開発手法をやみくもにScrumではなく、理由をもってWFを選ぶ、とか。評価制度をあえて今は作っていないとか。


やはりスタートアップの会社の魅力はこういうところだなって。普通のサラリーマンが普通に使っている制度や概念に対して、本質的な目的を思考しながら設計・実行をできる。この経験はやはりある程度大きくなった会社では難しいですね。

そんなLOB Inc, BizteX Inc,共にエンジニア募集しているらしいですよ!!!!!

lob-inc.com

www.biztex.co.jp

というメディア枠で参加した責務を全うして本日のブログを終了いたします。

*1:主催の株式会社LOB https://www.lob-inc.com/

*2:主催の株式会社BizteX https://www.biztex.co.jp/

*3:EM.FMはこちら  www.podbean.com

子どもの長期入院と妻の体調不良で見つけた会社への信頼

いつも書評ブログっぽくなってますが、働き方や組織について考える機会がありましたので、最近の私の話にお付き合いください。

突然、いつものように働けなくなる

9月末くらいから

  • 妻の体調不良で娘を児童相談所に預ける
  • 1歳半の娘がカサバッハ・メリット症候群*1で1ヶ月以上入院(2回目)
  • 精神的にしんどくなり私がカウンセリングを受ける

※カサバッハ・メリット症候群はざっくり5名に1名くらいが亡くなる病気

という自分があまり体験したことのない壁にぶつかりました。というかまだ打開していないので現在進行形でのめりこんでいます。仕事なら課題が見つかってどうやって改善しよう、とか自分の影響範囲で解決できることが多かったのですが、もう全然自分の力不足でどうにもできませんでした。

ちなみにこの期間中に本を出したり*2、CDを出したり*3本当にすごいことになっていましたが、メンバーの皆様には多大なるご支援を頂きました。本当にお礼申し上げます。

そして週5日8時間勤務が難しくなった私は上司へ相談をしました。

会社の回答

私はIT人材育成の会社で営業をしております。10数名の営業組織で売上が3番目に高いです。結構インパクトでかいなって個人的に考えてました。

12月決算の弊社はちょうど私の次年度予算を含めた設計フェーズでした。そして私は新しい役割で活躍したいと伝えていましたがこの状況。休職・退職・待遇是正の不安がありました。はっきりいっていつまで働けるかわからない営業をフロントに置いておけませんよ。リスクしかありません。

そして私の直属上司、役員、取締役はこう言いました。

「家族が一番だから優先しなさい。あとのことは何とかするから頼りなさい。」

働き方と信頼

結果として、私は一部業務を他メンバーに拾ってもらいながらリモートワークを許諾してもらいました。

  • 顧客訪問に他の営業担当をアサイ
  • 子どもの病院から電話会議
  • 面会終了後21時頃から業務再開

ただ闇雲に働かせる訳でも、仕事を奪うでもなく、私が望むように働かせてくれました。私は仕事も好きだったので、家事・育児の間に行う仕事は自身にとってリフレッシュになりました。

特に嬉しかったのは役員のメールでした。

▽役員からのメール  f:id:hide336:20181124122722p:plain

メールを読んで普通に泣きそうになりました。ここまで言ってくれる会社で本当に良かったです。そしてここまで言ってもらえるほどパフォーマンスを出せていたことが嬉しかったです。

私は会社から信頼してもらえていて、私も会社を信頼することができたのです。

これから

こんな働き方になってもうすぐ3ヶ月目になります。今でも自身や家族の未来に不安がずっとあります。でもそれを和らげるのも解決するのも、信頼が本当に重要だなって思いました。

もしうちの会社に興味を持ってくださった方がいたらTwitter*4でDM下さい。

私が一番信頼している会社を紹介します。

「はじめての短歌」を読んで機械からセイチョウする

 
私は昔から同僚・友人・家族・交際相手に「機械みたい」と言われる事が多かった。きっと正しいことは相手が嫌がっても伝えた方がいいし、感情や思いやりといった非効率はできるだけ排除すべきだという価値観によるものだと思う。
 
この本はその正しさと間違いに気付ける本だった。
 

生きると生き延びる

 

この本「はじめての短歌」では良い短歌とその改悪例を取り上げながら、「生きる」「生き延びる」という概念に基づいた短歌の解説をしている。その概念について、私の独断でまとめてみた。

 
生き延びる    :合理的・具体的・多くの人にとって価値があるもの・代替可能な役割
生きる           :非合理的・抽象的・誰かにしか価値がないもの・代替不可能な役割
 
仕事においては「生き延びる」価値観の方が正しいことが多いが、和歌においては「生きる」方が良いそうだ。例えば下記のような感じだ。
  • 課長代理は存在するけど夫代理って嫌
  • くす玉の残骸、に価値はないけど、確かに感じるものがある

 

 

「生き延びる」一律の価値観で生きていた自分

 

私は「生き延びる」こそ正しく、従来「生きる」価値に目を背けていたと感じた。

これは最近カウンセラーに言われたアドバイスにも繋がっていた。私は人間関係の悩みを自力で解決するべく、色んな本を読み取り組んできた。しかし中々効果が出ないことを相談したのだ。

 
認知療法とかアンガーマネジメントはこの問題には有効ではないかもしれない。今のあなたに必要なのは、相手に気持ちを伝えることだ。 
 
苦手なことシンプルにタスク化して取り組む。これは生き延びるスキルとして有効だ。相手の発言にイラっとした時にアンガーマネジメントしたり、そもそもイラっとしないように自身の認知の歪みを認識して改善する。
 
でもそんなことよりも、私の気持ちを相手に伝えることの方が大事だと諭された。
 
この本を読む前の自分だったら「自分の気持ちを伝えることで得られる価値って何?」とか「その結果、何が起きるかわからないしリスクしかない」と思っただろう。でも「生き延びる」ことだけが正しい訳ではないのだ。抽象的でも裏付けがなくても私が相手にとって代替不可能な存在である時、私の気持ちを伝えることは大事なことなのだ。
 
 
 

「生きる」ことは仕事でも大切だった

 
この本を読んでから、同僚の相談に乗る機会があった。その時に私はいつもは伝えないようなことを伝えた。
 
全く解決には繋がらないけれど、あなたのことをとても信頼しているから、あなたの決断を支持する。何かあったらいつでも頼ってほしい。
 
今までなら私はいくつかの解決に繋がるアクションを提示するのだが、やめた。*1*2「生き延びる」よりも「生きる」ことを大切にしたかったのだ。
 
少なくとも同僚には感謝をされた。私も何か変わった気がした。
私はもっと「生きる」ことでセイチョウできると感じた。
 

 

お礼

最後に、何故短歌に興味のない私がこの本を読んだのかを説明したい。私が参加した本「セイチョウ・ジャーニー」の感想ブログに紹介されていたのだ。

 

▽セイチョウ・ジャーニー

booth.pm

 

▽イエロートマトさんの感想ブログ

soft.hatenablog.jp

 

改めてこんな素敵な本を紹介してくれたイエロートマトさんへの感謝を記したい。

 

*1:そういえばエドガーシャインの本にこのアプローチが書いてあった。面白かったので脚注で紹介しておく

*2:人を助けるとはどういうことか 本当の「協力関係」をつくる7つの原則

営業だってエンジニアリングしてる

わからない事と向き合う事は不安だけど、向き合わない事は責任放棄だ。じゃあどうすればいいの、その解決方針が書いてあるのが「エンジニアリング組織論への招待」でした。
 
この本と出会ったきっかけ、参考になった考え方3つをご紹介します。
 
 
 

きっかけ

ゆのん@会えるVPoE (@yunon_phys) | Twitterさん*1がやっているEM.FMというPodcastからこの本を知りました。
 
私はIT人材育成の営業なので、エンジニアリング組織開発を理解したくてこの本を買いました。結論、エンジニアどころかIT業界以外の人にも大事な要素ばかりでした。
 

ポイント

  1. エンジニアリングは不確実性を減らす事
  2. 経験主義と仮説思考
  3. 全体論とシステム思考
 

1. エンジニアリングは不確実性を減らす事

エンジニアリングとは、つまるところ、「実現 」していくための科学分野

 

誰かの曖昧な要求からスタートし 、それが具体的で明確な何かに変わっていく過程が実現で 、その過程のすべてがエンジニアリングという行為
 
エンジニアリングはわからないもの(不確実性)をわかっている(確実性)状態にする事でその差を埋めるのは情報。不確実性と向き合うのは不安だが、私たちは未来と他人という不確実性から逃れられない。
 
エンジニアリングってエンジニアだけがする事じゃないんだなって、目から鱗でした。こう捉えると、顧客の要望を具体化するプロセスにおいてはソリューション営業もエンジニアリングしてますよね。サービスの一環である事を改めて認識しました。
 
あと不確実性のコーンと経営層の曖昧な指示の話が面白かったです。
 

2. 経験主義と仮説思考

神よ、変えることのできないものを静穏に受け入れる力を与えてください。
変えるべきものを変える勇気を、
そして、変えられないものと変えるべきものを区別する賢さを与えて下さい。
ニーバーの祈りでもありますけど、変えられるものと変えられないものを見分けるのって難しいですよね。
 
経験主義では、「行動できることは何か 」と 「行動の結果起きたことを観察できるか 」という 2点が重視されます。コントロールできるもの、できないもの。かつ観測できるもの
 
すべての情報が揃っていないのだから 、より問題をはっきりさせるためにはどのような 「次の一手 」を打てばよいのか考える
 
数少ないデータから大胆に顧客のインサイトや仮説を推論し 、それが正しいのかという不確実性を検証するための行動をとるというのが重要なこと
 
結果は観測できるようにしないといけないんですね。目に見えないものが大事とか定量評価できないとか、逃げてた自分に反省しました。
 
あと「お客様の要求が曖昧なので提案できない」とか言う人は本当に死んだ方がいいですよね。ごめんなさい言い過ぎました。
 
 

3. 全体論とシステム思考

全体の関係性が見えれば対立は解消する
 
何かの対立が発生したときというのは 、その対立の当事者全員が 、少しずつ正しく 、少しずつ間違っています
 
私たちができることは 、対立に見える問題を 、対立にならない全体像をあぶりだすことと 、その解決を個人の問題にせず 、関係性の問題に変換して 、本当の問題を発見することです 。
 
役割分担されていると営業とサービス部門がぶつかることってよくありますが、互いの問題認識が違うかもしれないと改めて勉強になりました。
 
またB/SやP/Lとビジネスモデルの関係性にも触れており、とても参考になりました。
 
システム思考やビジネスモデルキャンバスなど全体像を理解するフレームワークは色々ありますが、何を使ってもあくまでその視点でしかないのかもしれません。
 

最後に

この本では問題解決より下記3点が難しいと伝えています。
 
  • 問題認知
  • 問題の明晰化
  • 問題発見
 
すごく同意すると共に、私も日々の仕事でエンジニアリングできるよう思考していこうと思います。
 
また上記は全5章の内の第1章抜粋版になります。ご興味お持ちいただいた方は是非、原著をお読みください。
 

*1:出会い系ではない

動物を飼うと命の大切さは理解できるのだろうか

 

動物を飼うと命の大切さを理解できる

 

恐らくそれがきっかけではなかったが、僕が子どもの頃、家にはたくさん動物がいた。物心ついた頃にはネコが12匹いたし、スナネズミが5世代くらい繁殖して3桁以上いたし、庭には2×2×2×2羽ニワトリがいた。

 

誤解しないでほしいのが、僕の家は大きくも裕福な訳でもない。家は川崎市の郊外にあるごく普通の一軒家だ。

 

母親は癒しを求めて、動物を増やし、その結果ポケモン全種類集めても超えられないくらいの数を育成していた。

 

僕はその育成を手伝いながら、恐らく何百という命とお別れをしてきた。庭はどこを掘っても骨が出てくる。未来の歴史学者に多大なる思い違いをさせるであろう事を今お詫びしたい。


ちなみに自分のためも兼ねて、自分の担当のみ振り返りたい。下記の通りである。

 

イヌ、ハムスター、ミニウサギ、フクロシマリス、ミルクスネーク、イグアナ、ミドリガメ、リクガメ、アジアウキガエル、クランウェルツノガエル、クツワアメガエル、タケコウモリ、シマクサマウス、文鳥、インコ、カラス、ニワトリ、烏骨鶏、熱帯魚諸々、コリドラス、プレコ、ポリプテルス、イソギンチャク、フジツボ

 

失礼な話、全て思い出せたか自信がない。でもみんなかわいかったし、とても好きだったはずだ。正直「命が大切である」事を理解できた深度は失った命に比べて不十分だ。

 

動物は命の大切さを知るための学習ツールではないし、命の大切さを理解するきっかけに過ぎない。そのきっかけを自身の価値観にするのは本人の意識であり、親はその支援をするための環境を提供するのだろう。

 

動物を飼うと命の大切さが理解できる


その答えが正しいかはわからないが、僕は今でも命を奪う事に躊躇している